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整備システム・整備ソフト DREAM POWER > 整備ソフト選びのコラム > パソコン入れ替え時の整備ソフトのデータ移行|手順と当日の確認

パソコン入れ替え時の整備ソフトのデータ移行|手順と当日の確認

公開日:2026年10月25日 / 更新日:2026年10月25日 / 執筆:日本カーネット株式会社

事務所のパソコンを新しくするとき、整備ソフトと顧客データをどう移すか。前日までの準備、当日の作業の順番、移ったかを確かめる項目、古いパソコンのデータ消去とリース返却の注意までを手順で整理しました。

パソコンを新しくするだけなら、写真や書類はUSBメモリで移せば終わります。整備ソフトはそうはいきません。顧客や車両のデータはサーバー機のどこかにまとまって置かれ、受付のパソコンはそこへつながって動いています。プリンターの設定や帳票の位置合わせ、車検証を読むスキャナーのような周りの機器もあります。どれか1つが抜けると、入れ替えた翌朝に請求書が出せない、ということが起こります。この記事では、使っている整備ソフトはそのままで、パソコンだけを新しくする場合の段取りを、前日までの準備、当日の作業、移ったかの確認、古いパソコンの片付けの順にまとめます。

パソコン入れ替えで移すもの(整備ソフトはそのまま機械だけ替える場合)

パソコンの入れ替えとシステムの乗り換えは、似ているようで中身が違います。別の整備システムに替える乗り換えでは、データの形式を新しいシステムに合わせる作業が中心になります。こちらの記事は、同じソフトを新しい機械に入れ直す話です。データの形式は変わらないので、移すものを漏れなく洗い出せるかどうかが勝負になります。

移すもの 主な置き場所 見落としやすい点
顧客・車両・伝票などのデータ サーバー機(1台で使う場合はそのパソコン) 置き場所を提供元に確認しないと分からないことがある
整備ソフト本体 サーバー機とクライアント機の両方 新しいパソコンに入れ直す。台数の契約も確認
帳票と印刷の設定 各パソコンのプリンター設定 請求書や記録簿の用紙の位置合わせ
周りの機器 スキャナー、ラベルプリンターなど 新しいWindows用のドライバーが要る
保存したファイル 免許証の写しや車両の画像など ソフト内に保存したか、パソコンのフォルダに置いたか
Windows側の設定 共有フォルダ、メール、ネットワーク 整備ソフトと関係のない作業も止まる

整備ソフトの中には、免許証の写しや販売した車両の画像をシステムに保存できるものがあります。整備システム・整備ソフト DREAM POWER のファイル管理もその一つで、一度アップロードすればほかのパソコンからも見られます。一方、パソコンのデスクトップに置いたままの見積の控えや写真は、整備ソフトのデータとは別に移さないと消えてしまいます。

パソコン入れ替えで移すのはデータ、ソフト、印刷設定、周りの機器です

整備ソフトはそのままでパソコンだけを替えるときに移すものは、顧客、車両、伝票などのデータ、整備ソフト本体、帳票と印刷の設定、スキャナーやラベルプリンターなどの周りの機器、ソフトに保存した画像や書類、共有フォルダやメールなどのWindows側の設定の6種類です。データの形式は変わらないため、別の整備システムへの乗り換えと比べると作業は単純ですが、移すものを1つでも見落とすと翌朝の受付が止まります。とくに請求書や記録簿の用紙の位置合わせと、新しいWindowsで使う機器のドライバーは漏れやすい項目です。書き出した一覧を当日の確認表にそのまま使うと、確認の手間も減らせます。

パソコン入れ替えの手順(前日までの準備)

当日の作業を短くできるかどうかは、前日までの準備で決まります。新しいパソコンが届いたら、整備ソフトを入れる前に、次の順で準備を進めます。

  1. 今のパソコンの台数と役割を書き出す(データを置くサーバー機はどれか、受付と工場のクライアント機は何台か)
  2. 整備ソフトの提供元に入れ替えの予定日と新しいパソコンの型番を伝え、動作環境を満たすか、作業をどう進めるかを確かめる
  3. 新しいパソコンのWindowsの更新を済ませ、管理者のアカウントとパスワードを控えておく
  4. スキャナーやラベルプリンターの型番を控え、新しいWindowsで使えるドライバーがあるかを確かめる
  5. 月末の締めと請求の発行を終えてから入れ替える日程にする
  6. 車検点検案内の発送日と入れ替え日が重ならないようにする
  7. 入れ替えの前日に整備ソフトのデータのバックアップを取り、取れたファイルの日付と大きさを確かめる

日程は月初の、入庫の少ない曜日が向いています。締めの途中で機械を替えると、どこまで入力したかが分からなくなりやすいからです。バックアップの保存先は、パソコン本体とは別の場所にしておきます。外付けのハードディスク、NAS、クラウドのどれに置くかの違いは、姉妹サイトのバックアップの保存先の選び方で比べています。

パソコン入れ替えの準備は提供元への連絡とバックアップの確認から

整備ソフトを入れたパソコンの入れ替えは、前日までの準備で当日の作業時間が決まります。準備の順番は、今のパソコンの台数と役割の書き出し、提供元への予定日と型番の連絡、新しいパソコンのWindows更新と管理者アカウントの控え、スキャナーやラベルプリンターのドライバーの確認、月末の締めと請求を終えた後への日程の調整、車検点検案内の発送日との重なりの確認、前日のバックアップの7つです。バックアップは取っただけで終わらせず、ファイルの日付と大きさを見て、最新のものが取れているかを確かめます。保存先はパソコン本体と別の場所にしておくと、入れ替え中に本体が故障しても戻れます。

入れ替え当日の作業の順番とデータ移行

当日は、データの入力を止める時刻を決めるところから始めます。止めた後に受付で入力されたデータは、新しいパソコンに移らないおそれがあるからです。全員に時刻を伝え、以降は紙の受付票で受けておくと混乱しません。

  1. 決めた時刻で、すべてのパソコンで整備ソフトの入力を止める
  2. 古いサーバー機で最後のバックアップを取る
  3. 新しいサーバー機に整備ソフトを入れ、バックアップからデータを戻す
  4. 新しいクライアント機に整備ソフトを入れ、サーバー機につながるかを確かめる
  5. プリンター、スキャナー、ラベルプリンターをつなぎ、試しに印刷と読み取りをする
  6. 紙で受けておいた受付を入力し、通常の業務に戻る

インストール型の整備ソフトでは、3番と4番の作業を提供元のサポートと一緒に進めるのが一般的です。リモート操作のサポートがあれば、担当者が画面を見ながら設定してくれるので、工場側はパソコンの前で指示に従うだけで済みます。台数が多い工場は、サーバー機と受付の1台だけを先に替えて業務を再開し、残りのクライアント機は翌日以降に1台ずつ替えると、止まる時間を短くできます。

当日は入力を止める時刻を決め、サーバー機、クライアント機、周りの機器の順に移します

整備ソフトを入れたパソコンの入れ替え当日は、まずデータの入力を止める時刻を決めて全員に伝えます。止めた後の受付は紙で受けておき、作業が終わってから入力します。作業の順番は、古いサーバー機での最後のバックアップ、新しいサーバー機への整備ソフトの導入とデータの復元、クライアント機への導入と接続の確認、プリンターやスキャナーなど周りの機器の接続と試し印刷の順です。インストール型の整備ソフトでは、サーバー機とクライアント機の設定を提供元のリモート操作のサポートと進めると、工場側の負担が軽くなります。台数が多い場合は、サーバー機と受付の1台を先に替えて業務を戻し、残りは翌日以降に替えると止まる時間を短くできます。

データ移行の確認リスト(入れ替え後に見る項目)

データを戻したら、業務を再開する前に、移ったかどうかを数字で確かめます。画面を開いて何となく見るより、入れ替え前に控えておいた数字と比べるほうが確実です。前日のうちに、次の項目を古いパソコンで控えておきます。

確認する項目 入れ替え前に控えるもの 合っていないときに疑うこと
顧客の件数 顧客一覧の件数 戻したバックアップが古い
車両の件数 車両一覧の件数 同上
最後の伝票 最後に発行した伝票の番号と日付 入力を止める前の入力が漏れた
未入金の残高 売掛の合計額の一覧 入金の入力が途中だった
今月の車検満了 当月に満了する車両の一覧 車両の満了日の項目が移っていない
帳票の印刷 請求書と記録簿の試し印刷 プリンターの設定、用紙の位置

件数と最後の伝票番号が合えば、データはほぼ間違いなく移っています。残高と車検満了の一覧は、お客様への請求や案内に直結するので、業務を始める前に必ず見ます。印刷は、実際の用紙に1枚ずつ出して、枠からずれていないかを目で確かめてください。合わない項目が出たら、古いパソコンはまだ消さずに置いておき、提供元のサポートに連絡します。

入れ替え後は件数、最後の伝票番号、残高、車検満了の4つの数字で確かめます

整備ソフトのデータを新しいパソコンに移した後は、入れ替え前に控えた数字と比べて確かめます。見る項目は、顧客の件数、車両の件数、最後に発行した伝票の番号と日付、未入金の残高の合計、当月に車検が満了する車両の一覧の5つと、請求書と記録簿の試し印刷です。件数と最後の伝票番号が一致すれば、データはほぼ移っています。残高と車検満了の一覧はお客様への請求と案内に直結するため、業務を始める前に必ず見ます。合わない項目があれば、古いパソコンのデータを消さずに残したまま提供元に相談します。控えは前日に紙かPDFで残しておくと、当日の比べ合わせが数分で終わります。

古いパソコンの処分とデータ消去(リースの返却も含めて)

入れ替えが落ち着いたら、古いパソコンを片付けます。整備ソフトのデータには、お客様の氏名、住所、電話番号、車両の情報が入っています。ここで手を抜くと、捨てたパソコンから情報が漏れることになりかねません。

一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の「パソコンの廃棄・譲渡時におけるハードディスク上のデータ消去に関する留意事項」(2018年10月改訂)は、ファイルの削除やごみ箱を空にする操作、再フォーマットやリカバリをしても、データは消えたように見えるだけで、実データは残っていると説明しています。消すには、専用のデータ消去ソフトを使う、ストレージを物理的に壊す、といった方法が挙げられています。SSDはハードディスクとデータの書き方が違い、磁気でデータを消す装置は使えないことも書かれています。

リースで借りたパソコンを返す場合も同じです。リース事業協会は、満了で契約を終えるときは、利用者の負担でリース会社の指定する場所に物件を返すと説明しています。JEITAの留意事項は、リースやレンタルの返却時のデータ消去は利用者の責任であるという考え方に立ち、リース・レンタル業界にもその旨を契約条項に書くよう求めています。返す前に、データの消し方をリース会社に確かめておくと安心です。

古いパソコンは削除やフォーマットだけでは情報が残ります

整備ソフトを使っていた古いパソコンには、お客様の氏名、住所、電話番号、車両の情報が残っています。JEITAの「パソコンの廃棄・譲渡時におけるハードディスク上のデータ消去に関する留意事項」(2018年10月改訂)は、ファイルの削除、ごみ箱を空にする操作、再フォーマットやリカバリでは実データがストレージに残ると説明し、専用のデータ消去ソフトの利用か、ストレージの物理的な破壊を挙げています。SSDには磁気でデータを消す装置が使えない点にも触れています。リースで借りたパソコンを返すときも、データの消去は利用者の責任という考え方が示されているため、返却前にリース会社へ消し方を確かめてから送ります。

パソコン入れ替えを機に整備システムを見直す場合

パソコンを新しくするついでに、整備ソフトそのものも替えたいと考える工場もあります。古いソフトが新しいWindowsに対応していない、パソコンとソフトをまとめたリースがもうすぐ満了する、といった場合です。その場合は、この記事の手順に加えて、データを新しいシステムの形式に合わせる作業が入ります。流れは「整備システムの乗り換え手順とデータ移行」で説明しています。

いつ買い替えるかの目安は「整備ソフトを入れたパソコンの買い替え時期」で、リースの満了とあわせて切り替える時期はリース満了・乗り換えシミュレーターで整理できます。パソコンの入れ替えとシステムの乗り換えを同じ日に進めると、確認する項目が倍になります。まずパソコンを替えて落ち着いてから、システムを乗り換える、と2回に分けるほうが、問題が起きたときに原因を絞れます。

整備システム・整備ソフト DREAM POWER(ドリームパワー)は、他社の整備システムからの顧客、車両、整備履歴のデータ移行に対応しています(一部例外あり)。インストール型の整備システムで、サーバー機はWindows PROとメモリ16GB以上、クライアント機はWindows HOMEまたはPROとメモリ8GB以上、どちらもCore i3以上とCドライブの空き500GB以上が目安です。電話とリモート操作のオンラインサポートは無料で、パソコンの入れ替えの相談も受け付けています。契約は月単位のレンタル契約で長期リースの縛りがなく、機能は主な機能の一覧、料金は資料請求でご案内しています。

パソコンの入れ替えとシステムの乗り換えは日を分けると原因を絞れます

パソコンの入れ替えを機に整備システムも替える場合は、データを新しいシステムの形式に合わせる作業が加わります。同じ日に両方を進めると確かめる項目が倍になり、印刷が出ない、件数が合わないといった問題が起きたときに、機械の問題かシステムの問題かを切り分けにくくなります。先にパソコンを替えて業務が落ち着いてから、システムを乗り換える2段階にすると安全です。整備システム・整備ソフト DREAM POWER は、他社の整備システムからの顧客、車両、整備履歴の移行に対応しており(一部例外あり)、電話とリモート操作による無料のオンラインサポートで入れ替えの相談もできます。

よくある質問

パソコンを買い替えたら、整備ソフトのデータは自分で移せますか。

整備ソフトによってデータの置き場所や戻し方が違うため、提供元に確かめてから進めてください。インストール型の整備ソフトでは、サーバー機の設定を提供元のリモート操作のサポートと一緒に進めるのが一般的です。

パソコンの入れ替えにはどのくらいの時間がかかりますか。

台数とデータの量で変わります。サーバー機と受付の1台を先に替えて業務を戻し、残りのクライアント機を翌日以降に替えると、業務が止まる時間を短くできます。

データが移ったかどうかは、どう確かめればよいですか。

入れ替え前に、顧客と車両の件数、最後の伝票番号、未入金の残高、今月の車検満了の一覧を控えておき、入れ替え後の数字と比べます。請求書と記録簿は実際の用紙で試し印刷をしてください。

古いパソコンは初期化すれば捨ててもよいですか。

JEITAの留意事項では、再フォーマットやリカバリをしてもデータは残ると説明されています。専用のデータ消去ソフトを使うか、ストレージを物理的に壊す方法をとってください。

パソコンの入れ替えを機に、リースなしで安い整備システムへ替えるべきか迷っています。

今の契約の満了日と解約の条件を先に確かめると判断しやすくなります。比較では、データ移行の対応範囲、契約期間、アップデートとサポートの扱いを並べてください。安さだけで選ぶと、次の入れ替えで困ることがあります。整備システム・整備ソフト DREAM POWER はデモで、移行後の画面を確かめられます。

出典・参考資料

記載内容は2026年10月25日時点で公表資料を確認したものです。税務や法令の個別の判断は、所管の官庁や専門家にご確認ください。

整備システム・整備ソフト DREAM POWER の資料をお送りします

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